院長あいさつ

ごあいさつ

院長  千葉宏則


ふうりんそう鍼灸院のサイトを見ていただき

ありがとうございます。

まずは治療院の名前ですが、”ふうりんそう”という

お花をご存じですか?

おそらくあまり聞きなじみが無いのかなと思われますが、

このお花は別名、釣鐘草(つりがねそう)といい、

英名はカンパニュラと言います。

もしかしたら、この名前なら聞いた事があるかも

知れません。

実は、花言葉にひかれまして…


その花言葉は、”感謝”です。

関わるすべての方々に感謝の気持ちを忘れないようにと

この名前を付けました。

 

 

さて私は、鍼灸師という国家資格を取るために東洋医学は

勿論のこと、生理学や解剖学や病理学等の基礎医学を学びました。

そして免許取得後、病院に就職し数年間現代医療に携わってきました。


しかし、開業した今現在は、現代医療とはどちらかというと対極した

東洋医学(伝統医療)の考え方も意識しながら治療を行っております。
 

先にお断りをしておきますが、この先のお話はどっちの医療が良いのか

悪いのかといったお話ではなく、色々な見方があってもいいのでは…

というお話です。
 

では、簡単に医療の特徴をお話致します。まず何と言っても現代医学は

「医学」=「科学」です。


科学の言葉の語源からみても「分けて考える」というのがベースと

なっております。

ですので、まず心と体で分け、臓器で分け… 

最近では遺伝子レベルにまで進んでいます。


しかし気を付けなければいけないのは、総合病院 に行けば

たくさんの○○科があり細分化されていますが、

特に総合的にみるということではないので、場合によっては、

病院内をたらい回しにされる可能性があります。

 

一方の伝統医療はこれとは全くの対照的な考え方をします。

体を分けるどころか、 その周りを取り巻くエネルギー体

(見えない体)のようなものも一緒に考えています。

例えば、中国医学では、「気」、

インドのアーユルヴェーダでは、「プラーナ」、

近代の西洋でもシュタイナー教育で有名な

ルドルフ・シュタイナーの「エーテル体」「アストラル体」等…。

 

他にもたくさんありますので、割愛しますが、こうした見えない

体には、あなたが見たもの、食べたもの、聞いたこと、想像したこと、

言われたこと、 したことされたこと、出会い別れなど…

今まで経験した事すべてがエネルギーとして折りたたまれていると

いうのです。

 

私が勉強している伝統医学は、その見えない体を前提とし、

積み重なるストレスや ネガティブな思いなどによる

エネルギーバランスの乱れを体のサインである 病気や痛みを

元に、その人にとって何の意味があるのか、

そして「その人らしく」を追求していくものであります。

その理解が進めば進むほど”自然治癒力”が湧いてくると考えます。

 

 

理性や根拠、理論に基づく医療はきちんとお医者さんに任せれば

間違いありません。

でも、カラダは、理性だけで成り立っているとは思えません。

「あ~幸せ~」とか、「何かイケてる!」のような感性を高める

医療があってもいいと思っています。

そして見えない体を含めたご自身に意識を向けるだけで、

愛おしくなるような 新たな再発見がきっとあるはずです。

 

資格

厚生労働大臣認定  はり師  第126187号
厚生労働大臣認定  きゅう師 第126076号

所属団体

一般社団法人 全国鍼灸マッサージ協会 会員

志鍼塾 塾生

はり師免許証
きゅう師免許証
志鍼塾認定証
生い立ち・経歴
  • 1971年7月秋田県で生まれる(両親共に秋田県出身により里帰り出産)
  • その後、埼玉県越谷市で育つ
  • 小学校から高校の途中までサッカーに没頭するが、
    高校卒業後は、サーフィンやビリヤードやクライミング等、主に個人スポーツを楽しむ。
  • 幾つかの職業を転職し、アメリカにてバックパッカー等の経験を積む
  • 2004年3月に埼玉東洋医療専門学校 卒
  • 2004年4月にはり師・きゅう師の国家資格の取得
  • 卒業後、東大宮にある東整形外科に勤務。
    整形外科学を勉強するとともにリハビリの一環であるカイロプラクティック等の様々な
    手技療法から加圧トレーニング、鍼の技術でのトリガーポイント療法等のセミナーや
    講習会に積極的に参加する。
  • 病院勤務の際に同僚であった妻と結婚。
  • 2008年8月 東浦和にて「ふうりんそう治療院」を開院してまもなく長男出産。
  • 2012年8月 より、訪問鍼灸マッサージを始める。
  • 2016年10月 東川口にて念願のマイホーム兼店舗を開院し「ふうりんそう鍼灸院」と改名。
  • 妻と二人三脚での経営と数名の業務提携治療院との訪問マッサージ業務に力を入れる。
  • 現在は、妻もはり師・きゅう師の国家資格を取得し、共に臨床経験を積んでいる毎日です。

 

鍼灸師までの道のりそして開業へ

【母の死】


高校を卒業と同時に運送会社に就職しました。

運転手になって3年が経った頃でした。


がんで入退院を繰り返していた母親が他界したのでした。

初めて「死」を見つめた瞬間でした。

中々、現実を受け入れることができず

とても辛かったことを憶えています。

色々と迷惑をかけた挙句に、親孝行を何一つせずに

それでいて、いつまでも見守っていてくれるんだろう

調子のいいことを思っていた自分に情けなく悔やみました。

 

その内、いつかどうせ死ぬなら後悔しない人生、

そして母の分まで 濃厚な人生を送りたいという気持ちに

時間はかかりましたが、少しずつ変わっていきました。

【ミスターチルドレンの事務所】

 

その後、運送会社を退職し、興味のあった音楽業界に

飛び込みます。

ちなみに全く楽器はできません。(;^_^A

 

たまたまアルバイトで入れた音楽事務所が、

後に気づくのですが、なんと「ミスターチルドレン」

の事務所だったのです。

ちなみに社長は、音楽プロデューサーで有名な

小林武さんでした。

 

音楽関係の技術や知識が全くない状況で入ったにも

かかわらず、幸いにもトラックが乗れるということで、

楽器を運ぶ仕事をいただけたり、ミスターチルドレンの

メンバーを乗せての移動など、私でも出来る仕事があり

ラッキーでした。

 

でも、自分が想像している以上にとてもハードな職場で、

不規則な生活や世間知らずの私にとっては、人間関係が

ストレスになり、数ヶ月で体調を崩してしまいました。


恥ずかしながら、心身ともに半年もちませんでした。

「やる気があれば何でもできる!」

という根拠のない自信がガタガタと崩れ、初めて味わう挫折

だったのです。

仕事に対しての情熱だったり、夢を追いかけている人達の

パワーに接し、圧倒され、自分を見失ってしまいました。

【ブラックミュージックの旅

 

その後、数年をかけてお金を貯め、大好きだった

ブラックミュージックを 肌で感じたいと思い、

1人でアメリカの観光地や黒人地域を中心に旅を

しようと決意します。

なにせ英語が全くしゃべれない私にとっては

勇気のいる決断でした。(;^_^A

 

しかしそこでは、色々な方との出会いや、

様々な街にも行け、良い経験ができました。

その中でも印象に残っているのは 、アトランタに

立ち寄った時のことでした。

偶然にもその日は、キング牧師の誕生祭だったのです。


大勢の黒人行列に誘われ、混じってついて行ってみると、

到着した先はキング牧師の生家でした。

そこでみなさんと一緒にお祈りをしてきました。

おそらく見た限りでの黄色人種は私1人でした。

ダウンタウンは、ほとんど黒人の方ばかりで、

 

帰りの電車内は、全員黒人の方でした。全員の目がより

白く見え、その白さが私に突き刺さらんばかりに向かって

いるのを感じました。

今でも印象的に思い出されます。

 

この時の旅で感じたのは、様々な場所で様々な人たちが

世間体や常識などをあまり気にせずエネルギッシュに

生活しているのを見て、

とても居心地が良かったこおとを覚えております。

初めてのギックリ腰


その後、日本に帰ってきて、今までに経験したことの無い

「ぎっくり腰」 を経験します。

翌朝、何とか兄に付き添ってもらい病院にいったのですが、

検査の結果、はっきりした原因がわからなかったのです。

「こんなに痛いのに原因がわからないってどうゆうこと?」

驚きと不思議な気持ちになったのを 今でもよく覚えており

ます。
 

でもこれが今のお仕事をするきっかけになりました。

猛勉強の日々

優秀賞


その後、腰痛の事が知りたくて、何となく目に付いた、

カイロプラクティックという民間で 行っている手技治療

の学校に行きました。

 

この治療業界もしくは医療業界をまったく知らなかった私は、

理学療法士、作業療法士、柔道整復師、はり師・きゅう師

・マッサージ師といった、
 

専門性を高めるために3年から4年を費やし、基礎医学を

しっかり勉強し、その後、国家資格試験を受けるという

免許があるというのをこの民間の学校で 知ったのでした。

 

正直、授業の物足りなさを感じた私は、はりとお灸に興味が

 あったわけでは無かったのですが、

国家資格云々というよりは、もっと知りたい、 もっと勉強し

たいという気持ちが強くあり、

自宅の近く にあった鍼灸専門学校に入学したのです。

 

学費だけでもカイロプラクティックの学校が、約150万円で

鍼灸の学校が約500万円だったので、

お金を工面するために、以前働いていた運送会社で 夜から

お昼近くまで働き、

昼間は学校という生活をすることにしました。

 

実はこの頃に父親が脳内出血で倒れるといった不運もあり

ました。

命は助かりましたが、左半身麻痺の後遺症が 残ってしまった

のはとても残念なことでした。

それでもなんとか3年間勉強して「はり師」と「きゅう師」

の国家資格を取り、

そして更に「優秀賞」もいただき 無事、卒業が出来ました。

 

結局、少し借金はしましたが、体調も崩さず、わがままを

聞いていただき働かせてくれた運送会社や 親族や友人

そしてお金がなく、いつもお腹がすいている私によくご馳走を

してくれた友人のご家族に支えられて3年間通えたことは、

今となっては 奇跡だと思っております。

 

他界した母も含めて、感謝の気持ちしかありません。

 

忙しい日々


その後、鍼灸師として病院で勤める事になり、

毎日リハビリだけでも200人 を超えるという

忙しい現場で 臨床経験を積みました。

その中で、本当にたくさんの出会いと本業の鍼灸、

リハビリ以外にも様々な経験を積む事が出来ました。

例えば、MRIの撮影をさせていただいたり、

患者さんにレントゲンやMRI画像の説明を

医師の代わりにさせていただいたり、

注射などを持って往診の助手をしたり、

加圧トレーニングの指導をしたり‥‥


そんな中で私は大勢のリハビリスタッフの中で、

患者さんからの治療指名率が1番になったのを機に

独立を決意しました。

治療院では、そんな病院での経験と知識を活かし全力で

治療と予防のお手伝いをしていきたいと考えております。

 

自分自身にいつも問いかけていること

 ・痛みや辛さを少しでも共感できるための傾聴ができて
  いるか

 ・患者さんの生活(社会)環境を理解するための傾聴が
  
できているか

 ・苦痛や健康に対しての考えられるすべての情報と提案が
  提供できているか

 ・痛みが取れたあとのメンテナンスの指導はできているか

 ・金額に対しての倍以上の価値を与えられているか

 ・いつも感謝の気持ちを忘れていないか

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